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手塚利男のブログ

兄との電話で「これまでご苦労さまでした」と言うとしたら涙が・・・

2013/12/17

兄弟は普段はあまりやり取りしないようです。

 

私たち兄弟も、よほどの用事がないと電話もしません。

 

妻には信じられないようですが・・・。

 

今日は久しぶりに“その用事”があって電話しました。

 

手塚家の家紋について長男の兄なら知っているかと思って聞きました。

 

家紋なんてこれまであまり意識しなかったのですが・・・・。

 

兄が言うには「たぶん、丸に与平の与ではないか」ということでした。

 

その後、「体のほうは何も問題ない?」と聞いたら、もうすぐ定年なんで、今、貯まった休暇を消化するために休んでいるとのこと。

 

兄は、60歳定年後も再雇用を続けてきましたが、それもいよいよ終了とのこと。

 

兄は、中学しか卒業していませんが、とても勉強家で、努力の人、これまでも難しい資格試験を何種類か受けてきました。

 

中には、何度も不合格になりながら執念で資格を取りました。

 

私の実家はとても貧しかったので、兄も中学を卒業してすぐに就職することになりました。

 

実は、私は兄の目指したい仕事を知っていました。

 

自動車整備士になりたかったのです。

 

しかし、専門学校にも行けず、地元の町の整備工場でも働けず、親からの依頼で東京にでて違う仕事に就くことになりました。

 

その後も、父が亡くなってから、私以外に二人の弟もいるので、父親代わりになって仕送りをしたり、自分の好きなこともできない青春時代を過ごしたと思います。

 

兄からみたら私は好き勝手なことをやっていたように思います。

 

以前、兄から兄の友人に私を紹介したときに「こいつは好き勝手なことをやっていているんだよ」と、半分冗談で言っていたことがありました。

 

その兄のおかげで、兄弟3人はなんとか生きてくることができました。

 

そんな兄が定年の再延長も終えて、いよいよ会社を辞めることになったと聞いて、自然と「長男だったから、好きなこともできず、これまで御苦労さまでした」と言いました。

 

そしたら思わず、感極まって、涙が出そうになり、それ以上のことが言えなくなりました。

 

兄は、「しかたないさ」と。

 

何の恩返しもできないけど、・・・生き方で示して行きます。

 

 

手塚利男

 

 

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カテゴリ:ほっと一息

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